Life Style ライフスタイル
2023.11.29 更新
自分たちが楽しいと思う時間を、
ただみんなと共有したい。
自転車で河川敷に出かけ、テントやレジャーシートを広げて、コーヒーを飲んだり音楽を聴いたりしながらのんびり過ごす。そんな個人的な楽しみをSNSで発信したら面白いんじゃないか?と活動をはじめたのが、佐久間さんご夫婦です。主催されている「#coffeeriverside」という河川敷での企画に参加し、活動をはじめられた経緯と、自転車への思いをお聞きしました。
佐久間 正洋さん 佳代さん
正梧くん 乃々佳ちゃん ご一家
ご夫婦ともに1981年生まれ。正洋さんは兵庫県川西市出身。佳代さんは兵庫県伊丹市出身。それぞれ会社員として働く傍ら、「楽しい自転舎」の屋号でInstagramにて自転車の楽しみを発信。自転車で河川敷に集いのどかなひとときを過ごす「#coffeeriverside」を不定期で開催している。当初は夫婦での活動だったが、2022年に双子が生まれて4人のチームに。
後編の「佐久間ファミリー」
- ロングテールバイクで双子とお出かけ
- 初参加から常連さんまで、多様なメンバーが参加
- 「#coffeeriverside」と自転車の共通点
自転車で出かけて、自然の中でのんびり過ごす。2人の遊びからはじまった「楽しい自転舎」は、2019年のスタート時には夫婦2人だったチームに双子が加わり、現在は家族4人に。ライフスタイルの変化は、活動にも影響を与えたのでしょうか?
最初は4〜5名だった参加者が、気づけば15人ほどに。何をするでもない「#coffeeriverside」に一体どんな方が参加し、どのように楽しんでいるのでしょう。
こちらは一番乗りで現れた女性の参加者。近所に住んでいるという彼女たちは、初参加ながら佐久間家の自然体な雰囲気にすぐ打ち解け、自転車の話をしたり、佐久間さんの子どもたちと遊んだり、すっかり馴染んでいました。「風が吹いて、緑と川があって、気持ちがいいですね。ここまでの道中も景色がよくて、また参加したいです」と気に入った様子。
取材中に颯爽と現れたのは、常連の団体さん。大阪市内で集合してライドを楽しみ、モーニングを食べてからの到着です。「色々な自転車や個性的なカスタムが直接見られるので、いつも楽しみにしています」とのこと。
一人でふらっと参加したという方も。みなさんInstagramがきっかけで「どんなところだろう?」と気軽に来たところ、参加者同士の交流や自転車への好奇心が満たされる心地良さから何度も訪れるようになったそうです。
佐久間さんのお子さんを囲んで、子育ての話題で盛り上がるシーンも。自転車にこだわらず、初対面同士でも気軽に話してみると意外な共通点が見つかることが多々あるようです。
スタートの合図もなくゆるやかにはじまった「#coffeeriverside」は、12時頃には自然とお開きに。昼食の相談をする人もいれば、空港が近いから飛行機の離着陸を見に行こうと次の目的地を決めている人もいて、終始自由な雰囲気に包まれていました。
自然の中で過ごすのが好きな正洋さんと、イラストを描いたり何かを手作りしたり、アナログな創作が好きな佳代さん。
風を感じながら、自分がこいだ分だけ進む自転車が、2人の間にぴったりハマった理由がわかったような気がしました。
型にはめない。柔軟に変化しながらいつも気持ちよさを求めていく。2人の価値観にも通じる「#coffeeriverside」の活動と、楽しみ方やスタイルを変えられる自転車は、やはりとても似ているように感じます。
これからもたくさんのコトやひとをゆるやかにつなぎながら、心地良い時間をたくさんお過ごしください。Cyclingoodもまた遊びに行きます。
佐久間家の皆さん、ありがとうございました。