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2021.11.10 更新
心の焦りをときほぐす
伝統の養生法「お灸」。
8月の立秋、11月の立冬を過ぎると、
にぎやかなクリスマスシーズンの先に年末の気配が近づいてきます。
慌ただしくなる12月を前に、
ゆっくりくつろぐ時間を意識的に作ることで、気持ちにゆとりが生まれます。
熱をつかさどるツボを
お灸で温めて心をほぐす。
伝統的な養生法のお灸は、温熱刺激で身体を継続して温め、
気持ちをリラックスさせて、免疫機能を高める効果があります。
寒さが本格的になる時期には、腎経のツボ「太渓」の温めを。
体内で熱をつくり出す「産熱」をつかさどり、水分代謝に影響を与えるのが腎で、
この機能が落ちると身体に余計な水分が蓄積し、冷えの原因に。
「太渓」にお灸を据えることで水分の代謝を促し、
じわじわと温かさを感じるひとときが、
寒さと慌ただしさで硬くなりがちな心身を解きほぐしてくれます。
くるぶしのツボにお灸をペタリ。
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太渓(たいけい)
内くるぶしとアキレス腱のあいだのくぼんだところが「太渓」です。
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お灸の使い方
台座にシールがついたタイプがおすすめ。火をつけてツボに貼るだけで簡単です。ドラッグストアなどで販売されています。
※お灸をする際は、使用する商品の使用上の注意を読んでお使いください。
冬の身体にぴったりの食はこちら。
●情報提供・協力TEETER TOTTER
東京・広尾で、鍼灸やマッサージ、トレーニングを中心にしたプログラムでコンディショニングサービスを提供。ひとり一人に合ったコンディショニングメニューをパーソナルスタイルで実践。