2022.01.26 更新

Table.16 映美子さんの元気を養うからだ想いレシピ

北欧の家庭料理ロヒケイット

1年で最も気温が低くなる2月に入ると、暦の上では立春。
寒い毎日が続いても、暖かな季節は確実に近づいています。
エネルギーを蓄える冬から、活動的な春を迎えるための支度をはじめていきましょう。
この時期におすすめなのは、産卵のために川をさかのぼるエネルギーにあふれた鮭がメインのスープ、ロヒケイット。
日本よりずっと冬が長く、寒さの厳しい北欧で愛される定番の家庭料理です。
元気を養う鮭、身体を温める働きをもつ「腎」の機能を強化するブロッコリーや大豆、
滋養強壮効果が期待されるアスパラガス、消化機能を助けてくれるネギなどの食材を、
ひと皿でたっぷり取り入れることができます。
身体の芯からしっかり温めることで、気持ちも自然と動き出します。

【材料(たっぷり5人前)】
  • ◦トラウトサーモン又はお刺身用サーモン
    400g(皮をむいて一口大にカット)
  • ◦ジャガイモ4個(一口大にカット)
  • ◦茹でてある大豆200g(今回は缶詰を使用)
  • ◦ブロッコリー1/2個(小房に分ける)
  • ◦アスパラガス4本(斜め2cmカット)
  • ◦長ネギ1本(みじん切り)
  • ◦ニンニク4片(みじん切り)
  • ◦油大さじ2
  • ◦バター10g
  • ◦水200cc
  • ◦生クリーム200cc
  • ◦牛乳300cc
  • ◦レモン汁大さじ1
  • ◦ディル2枝
  • ◦塩大さじ1
  • ◦コショウひとつまみ程度
【作り方】
  1. ❶ 厚手鍋に油、バター、ニンニク、長ネギを入れて弱火で香りが立つまで炒める。
  2. ❷ ジャガイモ、大豆、ブロッコリーを加えて軽く炒める。
  3. ❸ 水、牛乳、生クリームを入れ、ジャガイモが柔らかくなるまで煮る。※沸騰しやすいので気をつけてください
  4. ❹ サーモン、アスパラガス、レモン汁を加えて10分ほど煮る。
  5. ❺ 塩、コショウで味をととのえる。
  6. ❻ スープ皿に盛り、ディルをのせて出来上がり。

フードセラピスト石光 映美子

東洋医学陰陽五行を軸に、空間と食・大切な人に贈る食を提供するフードセラピストとして活動。株式会社シマノが運営する「Life Creation Space OVE」のcafeでメニュー開発や食事の提供を行うかたわら、「earthday いのちの森」明治神宮の食プロデュースを行うなど、さまざまな方面で活躍中。

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