2024.03.13 更新

Table.31 映美子さんの寒さから守るからだ想いレシピ

ゆず香る、あたため鶏団子なべ

冬は身体がエネルギーを蓄えようとする季節ですが、
生きる力につながる「腎」が寒さによって弱まりがちになるため、身体を温めることが大切です。
毛細血管を刺激するゆず、胃腸の働きを活性化する鶏肉や豆腐、
粘膜を保護して風邪から守るレンコンなどの食材が「腎」の働きを支え、
寒さによるダメージを防いでくれます。
このように冬に養生する考え方が「冬至養生(とうちようじょう)」。
休日には家族や仲間と一緒にこの鍋を囲み、
身体も心も温まる時間をお過ごしください。

【材料】

[鶏団子材料]

  • ◦鶏もも挽肉700g
  • ◦木綿豆腐1/2丁
  • ◦レンコン150g(ざく切り)
  • ◦片栗粉大さじ4
  • ◦ゆずの皮すり下ろし1個
  • ◦味噌大さじ4
  • ◦生姜1片(すり下ろし)
  • ◦ごま油大さじ1

[具材]

  • ◦白菜1/4束
    (葉脈にあわせて5cm長さスライス)
  • ◦レンコン100g(スライス)

[スープ]

  • ◦水3カップ
  • ◦豆乳1/2カップ
  • ◦昆布2枚(2cmカット)

[薬味・仕上げ用]

  • ◦ゆず1個(スライス)
  • ◦みつば1束(3cmカット)
  • ◦万能ネギ1/2束(小口切り)
  • ◦ゆずこしょう・醤油・ごま油適宜
【作り方】
  1. ❶ 大きめのボールに、鶏団子の材料を入れてねっとりするまでよく混ぜる。その後に、豆腐をザックリとつぶしながら混ぜ合わせる。
  2. ❷ 厚手の鍋にスープの材料を入れて沸騰させ、白菜・レンコンを入れて再沸騰させる。
  3. ❸ 鶏団子を10等分にして丸めて鍋に入れ、蓋をして火を通す。
  4. ❹ 鶏団子に火が通ったら、ゆずスライスを入れ、蓋をして2〜3分。
  5. ❺ お好みの薬味をのせて、醤油とごま油をかけて出来上がり。

フードセラピスト石光 映美子

東洋医学陰陽五行を軸に、空間と食・大切な人に贈る食を提供するフードセラピストとして活動。株式会社シマノが運営する「Life Creation Space OVE」のcafeでメニュー開発や食事の提供を行うかたわら、「earthday いのちの森」明治神宮の食プロデュースを行うなど、さまざまな方面で活躍中。

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