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2021.10.27 更新
季節は乾燥の秋へ。身体に夏の湿気を溜め込んだまま秋を迎えると胃腸の働きが弱まり、
さらに乾燥や寒暖差による冷えから巡りが悪くなりがちです。
この時期に食から身体を整えるためには、胃腸を温めて血行の巡りを良くし、
免疫機能を向上させる働きをもつ秋鮭がおすすめ。
鮭の赤い色素アスタキサンチンによる抗酸化作用が身体を守ってくれます。
さらにレンコンや長芋などの白の食材は呼吸器や肺を潤すのに効果的と言われています。
秋はこれらを取り入れたメニューで乾燥や冷えに対抗できる身体へと整えましょう。
- 【材料(4人前)】
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[具材]
- ◦生秋鮭4切
(骨と皮をのぞき1切を4等分にカットし、塩、こしょうをふる) - ◦キノコ300g
(今回はえのき、エリンギ、しめじを使用) - ◦レンコン50g(水煮でも可)
- ◦玉ねぎ1個(スライス)
- ◦ぎんなん30g(缶詰)
- ◦にんにく1片(みじん切り)
- ◦パン粉大さじ2
- ◦シュレッドチーズ大さじ8
- ◦油適宜
- ◦大葉4枚(千切り)
[クルミ味噌のホワイトソース]
- ◦豆乳1・1/2カップ
- ◦牛乳1・1/2カップ
- ◦味噌50g
- ◦クルミ50g(粗くみじん切り)
- ◦長芋200g(すりおろす)
- ◦リンゴ酢または米酢小さじ1
- ◦生秋鮭4切
- 【作り方】
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- ❶ 鍋にホワイトソースの材料をすべて入れ、弱火にかける。長芋のトロミが出てきたら一煮立ちさせ火を止める。
- ❷ ホワイトソースを耐熱皿に流し込む。
- ❸ フライパンに油をひき、生秋鮭の両面に焼き色をつける。
- ❹ ③の鮭を一旦取り出し、キノコを入れる。香りが立ったら油を注ぎ、レンコン、にんにく、玉ねぎを加え、全体に油がまわり玉ねぎがしんなり透明になるまで炒める。
- ❺ ④と取り出しておいた鮭を耐熱皿に盛り、ぎんなん、チーズ、パン粉を全体にかける。
- ❻ トースターで焼き(オーブンの場合は予熱で250℃)、焦げ目がついたら取り出し、大葉をのせてできあがり。
フードセラピスト石光 映美子
東洋医学陰陽五行を軸に、空間と食・大切な人に贈る食を提供するフードセラピストとして活動。株式会社シマノが運営する「Life Creation Space OVE」のcafeでメニュー開発や食事の提供を行うかたわら、「earthday いのちの森」明治神宮の食プロデュースを行うなど、さまざまな方面で活躍中。