2023.11.08 更新

Table.29 映美子さんの肝をケアするからだ想いレシピ

玄米の土鍋炊き

「今年は暑かった!」と毎年言っているような気がしますが、
今年も猛暑日、そして残暑が長く続き、夏バテして大変だった方が多いかもしれません。
この厳しい暑さは、秋以降の身体に少なからず影響するため、
しっかりパワーを蓄えてリセットする必要があります。
暑さで弱った身体を改善するための食としておすすめなのが、玄米。
パワーの源となる血行を促進する働きがあり、
食物繊維が豊富な海藻や巡りをよくする豆、発酵食との相性も抜群です。
これらの食材との相乗効果で冷えた身体をあたため、
万全な身体へと仕上げていきましょう。

【材料】

[玄米の土鍋炊き]

  • ◦玄米5合
  • ◦水6カップ
    (水は玄米に対して1カップ多くする)

[五目かやく]

    • ◦ひらたけしめじ1パック
      (舞茸でもOK)
    • ◦油大さじ2
    • ◦生姜2片(みじん切り)
    • ◦ごま油小さじ1
    • ◦醤油大さじ5
    • ◦塩小さじ1
    • ◦長葱1本(小口切り)
    • ◦青しそ5枚(細切り)
  • A

    • ◦こんにゃく1枚(あられ切り)
    • ◦人参1/3本(粗切り)
    • ◦ごま適宜
  • B

    • ◦ひじき20g乾物(水で戻す)
    • ◦油揚げ2枚(0.5cm四角切り)
    • ◦きび糖大さじ4
    • ◦ミックスビーンズ60g
      (缶詰または戻してあるもの)
【作り方】

[玄米の土鍋炊き]

  1. ❶ 玄米をボウルに入れる。
  2. ❷ 水を注ぎ、両手でお米をこすり合わせるように3〜4回水を取り替えながら洗う。(こうすることで玄米を覆っている糠に傷がつき、水分が浸透しやすくなる)
  3. ❸ 鍋に米と水を入れ、強火で沸騰させ、湯気がふきだしたら、弱火にして20分火にかけてから止める。
  4. ❹ ③の蓋を開けずに、そのまま20分蒸らす。
  5. ❺ ④をしゃもじで天地返しをして混ぜたら出来上がり。

[五目かやく]

  1. ❶ 熱したフライパンに、ひらたけしめじを入れ、香りが立つまで乾煎りする。
  2. ❷ ①に油、生姜を入れて炒めた後に、Aを加える。
  3. ❸ Bをさらに加え、油が全体に混ざったら醤油を回し入れて一煮立ちしたら、塩、ごま油、青しそ、長葱を入れて出来上がり。
【五目かやくのおすすめアレンジ】
  •   ごはんに混ぜてかやくごはん
  •   水を切った豆腐と合わせて白和え
  •   湯がいた青菜と合わせて青菜和え

フードセラピスト石光 映美子

東洋医学陰陽五行を軸に、空間と食・大切な人に贈る食を提供するフードセラピストとして活動。株式会社シマノが運営する「Life Creation Space OVE」のcafeでメニュー開発や食事の提供を行うかたわら、「earthday いのちの森」明治神宮の食プロデュースを行うなど、さまざまな方面で活躍中。

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