2021.08.20 更新

冷房を切って、
季節に身体を慣らす
しょねつじゅん」。

暑い屋外と冷房の効いた屋内や、日中と朝晩の気温の差によって
体調を崩しやすい季節の変わり目。
風を感じながらゆっくりとストレッチを行い、
身体を気候に慣らす「暑熱順化」で
体内の水分をめぐらせ、体温調節機能を整えることが大切です。

下半身をしっかり使って
水分のめぐりにアプローチ。

体感としては暑さのピーク!といった毎日ですが、8月を過ぎると暦の上では秋。
日中は暑くても、早朝や夜には涼しい風が吹く日が少しずつ増えてきます。

暑いからといって長時間冷房の効いた部屋で過ごす、
冷たい飲み物をたくさん飲むといった生活を続けていると、
汗をかきにくくなり、季節の変化に身体がついていけず、体調を崩しやすい状態に。

まだ暑さに慣れていないという方は、耐性をつけるために
比較的涼しい午前と午後に30分ずつエアコンを切って窓を開け、無理のない程度にストレッチを。

発汗量を増やし体内の水分をめぐらせることで、外気の温度に身体が慣れ、
季節の変化に合わせて身体がきちんと体温を調節できるようにします。

この「暑熱順化」には、鳩のようなポーズでお尻や腰、脚など下半身の大きな筋肉を動かす
ピジョンストレッチや、腰を大きくひねるストレッチがおすすめです。

下半身の筋肉に効く
3種のストレッチ

お尻や腸腰筋など硬くなりやすい
股関節周りの筋肉を動かし、血流を促します。
ゆっくり呼吸をしながら、各ポーズ20秒程度キープしましょう。

  1. 1

    ピジョンストレッチ・
    スリーピングピジョンストレッチ

    1. ❶ あぐらをかいて座ります。
    2. ❷ 両手を膝の前について片脚を後ろへ伸ばします。この姿勢がピジョンストレッチです。
    1. ❸ 前側のお尻が伸びているのを感じながら、少しずつ上半身を前に倒し、スリーピングピジョンストレッチへと移行します。
    2. ❹ 両側の座骨が床に着くように意識して身体を真ん中にキープしましょう。
  1. 2

    腰ひねり

    1. ❶ 両足を真っ直ぐ伸ばして座ります。
    2. ❷ 片脚を曲げて、伸ばしている側の膝へかけます。
    3. ❸ 身体をひねり両手をついて、上半身を横へ向けます。
    4. ❹ 曲げた膝に肘をひっかけて身体を後ろへ腰をひねりましょう。
  2. 3

    座ったままお尻ストレッチ

    1. ❶ 座骨を立てて椅子に座ります。
    2. ❷ 片側の足首を膝へかけるように足を組みます。
    3. ❸ 上の脚の内くるぶしと膝に肘を置いて上体を預けます。
    4. ❹ 息を吐きながら上半身を倒してお尻を伸ばしましょう。

夏の身体にぴったりの食はこちら。

●情報提供・協力TEETER TOTTER

東京・広尾で、鍼灸やマッサージ、トレーニングを中心にしたプログラムでコンディショニングサービスを提供。ひとり一人に合ったコンディショニングメニューをパーソナルスタイルで実践。

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