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2022.04.27 更新
気温が高まってくると、身体はエネルギーを溜め込む"備蓄モード"から、発散する"デトックスモード"に。
この身体の変化とともに、春は環境の変化も多く、いつの間にかストレスが溜まりがちに。
ストレスを受けると「気」の巡りが滞りやすく、胃腸のトラブルにつながります。
知らず知らず溜まってしまうストレスから身体を守るためには、
胃腸の粘膜を守るセロリと、胃痛・食欲不振に効果のあるレモン、
血行を促して身体を温める長ネギをたっぷり使った調味料・醤(ジャン)がおすすめ。
スープやサラダにかけるだけで、毎日の食事がかんたんに「胃腸想い」のメニューに早変わり。
セロリとレモンの爽やかな香りは、リラックス効果も期待できます。
- 【材料】
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[塩葱醤(エンツァオジャン)]
- ◦セロリ葉と茎を合わせて25g(みじん切り)
- ◦長ネギ100g(みじん切り)
- ◦にんにく3片20g(みじん切り)
- ◦生姜1片10g(みじん切り)
- ◦ごま油100g
- ◦サラダ油25g
- ◦塩小さじ1と1/2
- ◦レモン1個
(皮をすりおろす※白いところは苦みが出るので黄色いところだけ使用) (果肉は軽く絞る※強く絞るとえぐみが出るので注意)
- 【作り方】
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- ❶ 小鍋にセロリ、長ネギ、にんにく、生姜、ごま油、サラダ油を入れる。
- ❷ 弱火で加熱し長ネギがしんなりしたら、塩とレモンを加え再沸騰したら火からおろす。
- ❸ 容器に入れて出来上がり。
- 【アレンジレシピ①】
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[タコとじゃがいもの塩葱醤マリネ]
- ◦じゃがいも2個
- ◦茹でタコ100g
- ◦塩葱醤大さじ2
- ◦白髪葱
(長葱の白い部分を縦長にスライスして水にさらしたもの) - ◦黒コショウ適量
- 【作り方】
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- ❶ じゃがいもを丸ごと水から茹で、竹串がスッと通ったら火からおろし、湯をきる。 ※形が崩れにくくなります。
- ❷ ①の粗熱がとれたら一口大にカットしてボールに入れ、茹でタコ、 塩葱醤を加えて混ぜ合わせる。
- ❸ 器に盛り、お好みで黒コショウをかけて出来上がり。
- 【アレンジレシピ②】
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[塩葱醤のサラダスープ]
- ◦春雨15g
- ◦わかめ小さじ1/2
- ◦塩葱醤大さじ1と1/2
- ◦熱湯100cc
- ◦レタス適宜(食べやすくちぎっておく)
- 【作り方】
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- ❶ お椀にレタス以外の材料をすべて入れる。
- ❷ 5分程おいて春雨が戻ったらレタスをのせて出来上がり。
フードセラピスト石光 映美子
東洋医学陰陽五行を軸に、空間と食・大切な人に贈る食を提供するフードセラピストとして活動。株式会社シマノが運営する「Life Creation Space OVE」のcafeでメニュー開発や食事の提供を行うかたわら、「earthday いのちの森」明治神宮の食プロデュースを行うなど、さまざまな方面で活躍中。