2020.11.13 更新

肺に効くツボで風邪予防!

気温が下がってくる秋から冬にかけて気になるのが、
喉の痛みや違和感、咳など、風邪の諸症状。
日頃の風邪予防と、引きはじめの対策として、
自宅で簡単に取り入れられるマッサージ方法をご紹介します。

気や水分を巡らす、
肺の経絡マッサージ。

日が短くなり、秋から冬への移り変わりを実感するこの時期は、
寒さや乾燥によって肺が弱りやすくなる季節です。

肺の働きは呼吸をコントロールすること、そして気や水分を全身に巡らせること。
そのため、肺が弱ると水分代謝が落ちて風邪を引きやすくなり、気が停滞することで疲れやすくなります。

弱りがちな肺の働きを助けるために、肺のエネルギーの通り道である経絡をマッサージしましょう。
肺の経絡は左右の腕に通っているので、自分で手軽にマッサージすることができます。

2つのツボを意識して、
効果的に。

肺の経絡は、胃から出発して喉に向かい、左右の腕の前面から親指まで延びています。
その中でも、経絡上にあるツボ「尺沢(シャクタク)」と「太淵(タイエン)」を押すと
効果的にマッサージできます。
親指の腹を使って、痛くない程度に7秒間、呼吸を止めずに押しましょう。

  1. 1

    「尺沢(シャクタク)」

    肘を曲げたときにできるシワの上、親指側のくぼんだあたり。

  2. 2

    「太淵(タイエン)」

    手首の内側にある太い横シワの上、親指の一番下。

●情報提供・協力TEETER TOTTER

東京・広尾で、鍼灸やマッサージ、トレーニングを中心にしたプログラムでコンディショニングサービスを提供。ひとり一人に合ったコンディショニングメニューをパーソナルスタイルで実践。

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