2023.10.25 更新

秋の夜長に一息入れて、
夏の疲れをリセット。

長引く暑さで身体がバテ気味...。
疲れを癒やしてエネルギーを蓄える
かんたんな呼吸法とストレッチをご紹介します。

カラリとした
空気を取り込み
エネルギーを全身へ。

今年は例年以上に残暑が厳しく、夏の疲れが残っている方も多いのではないでしょうか。
この時期に気を付けたいのが、夏の過度な熱さを表す「暑邪(しょじゃ)」で、
エネルギーのもとになる気や津液(体液)の消耗を意味します。

発汗などで津液が減ると血液がドロドロになり、血液を全身に運ぶ「心」にも負担がかかります。
また、汗は老廃物を流し体温を調節する役割がある一方、過度な汗は疲労につながります。
そこでこの時期に意識したいのは、水分とエネルギーを全身に巡らせること。

「肺」にしっかり空気を吸い込み、吐き出すことで、強くなりすぎた「暑邪」から身を守り、
水分やエネルギーを全身へ送り出すことができます。
就寝前などのスキマ時間に実践して、エネルギーに満ちた身体づくりをめざしましょう。

効率よくエネルギーを巡らせるストレッチと呼吸法。

  1. 1

    横隔膜リリース

    1. ❶ お腹の肋骨のふちに、親指以外の4本指を当てます。
    2. ❷ 4本指を肋骨の内側へグイッと押し込み、3回深呼吸を行います。
    3. ❸ 手を少し外側へずらして再度3回呼吸します。
  2. 2

    前屈深呼吸

    1. ❶ 立った状態で、重力を感じるように上半身を脱力して前屈します。
    2. ❷ その状態で鼻から息を吸い込みます。
    3. ❸ 背中部分に空気が入ることを感じながらゆっくり5回繰り返しましょう。

●情報提供・協力TEETER TOTTER

東京・広尾で、鍼灸やマッサージ、トレーニングを中心にしたプログラムでコンディショニングサービスを提供。一人ひとりに合ったコンディショニングメニューをパーソナルスタイルで実践。

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