2023.01.11 更新

Table.23 映美子さんの運動のお供からだ想いレシピ

手作り塩昆布と大豆のぽりぽりスナック

東洋医学で冬は「身体を養いエネルギーを蓄える季節」。この生命エネルギーの蓄えに関わっているのが「腎」で、
骨・脳・髪などの成長や発育を担うほか、生殖器系や免疫系の機能も併せ持っています。
腎の働きが弱くなると老化症状、不妊、冷え、免疫力の低下などさまざまな不調が起こりやすくなります。
腎の働きを保ち、不調を招かないために、冬場であっても適度な運動は必要。
軽いサイクリングのお供には、余計な水分を排出する昆布や
胃腸の機能を助ける大豆や野菜などを使った手作りスナックを。
ポリポリと噛み締めながら体調を整え、春を待ちましょう。

【材料(5人前)】
  • ◦煎り大豆30g
  • ◦煎り黒大豆30g
  • ◦柚子1個(皮の黄色い部分をすりおろす)
  • ◦クコの実10g
  • ◦チップス(かぼちゃ、さつまいも、りんご)
  • ◦手作り塩昆布

[チップス]

  • ◦ピーラーでかぼちゃ2枚、さつまいも2枚、りんご2枚を薄く剥き、160℃の低温でカリッとするまで揚げる。(市販の物でも可)

[手作り塩昆布]

  • ◦乾物昆布(日高昆布を使用)10~12g
  • ◦水600㏄
  • ◦醤油大さじ1
  • ◦酢大さじ1
  • ◦酒小さじ2
  • ◦きび砂糖大さじ1/2
  • ◦塩小さじ1/2
【作り方】
  1. ❶ 日高昆布(10~12g)と水(600㏄)を厚手の鍋に入れ、弱火で1時間柔らかくなるまで煮る。
  2. ❷ 昆布を取り出して2㎝角にカットする。別の鍋に調味料をすべて入れて昆布を入れる。
  3. ❸ 昆布が調味料を吸って水分が飛ぶまで弱火で煮る。
  4. ❹ すべての材料を混ぜ合わせたら完成。
【余った食材活用術】
  1. ❶で残った昆布だしを温め、塩2つまみ、海苔、長ねぎのみじん切り、ごま油などを加えると簡単スープに。

フードセラピスト石光 映美子

東洋医学陰陽五行を軸に、空間と食・大切な人に贈る食を提供するフードセラピストとして活動。株式会社シマノが運営する「Life Creation Space OVE」のcafeでメニュー開発や食事の提供を行うかたわら、「earthday いのちの森」明治神宮の食プロデュースを行うなど、さまざまな方面で活躍中。

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