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2021.12.22 更新

女性の身体を健やかに保つために欠かせない女性ホルモン。
更年期は、この重要なホルモンの分泌が激減し
身体にさまざまな不調が現れやすくなるなど、
女性にとって大きなターニングポイントになります。
避けては通れない更年期の不調を乗り越えるためには、
有酸素運動を習慣化させておくことが有効なようです。

監修:國學院大學 人間開発学部 健康体育学科 林 貢一郎 教授 博士(体育科学)

Health Interview

エストロゲン(女性ホルモン)量の推移

女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類があり、
そのうち女性の美と健康に大きく影響するのがエストロゲンです。

エストロゲンは妊娠の準備や女性らしい身体作りの役割をもつほか、
コラーゲンの合成促進や骨量・骨格筋の維持、動脈硬化の抑制など
その働きは多岐にわたります。

全身で働くエストロゲンは30代後半頃から分泌量が低下をはじめ、
閉経を迎える頃にはほぼ0に。

この閉経年齢をはさんだ45~55歳頃の10年間を一般的に更年期と呼び、
人によってさまざまな更年期症状が現れます。

また、エストロゲンは血管や骨の健康にも関わるため、
閉経後は動脈硬化や骨粗しょう症などの疾患にも注意が必要になります。

運動トレーニングが更年期障害に及ぼす影響

さまざまな不調が現れる更年期ですが、
その症状が有酸素運動によって緩和されることが明らかになっています。

更年期女性を対象に中強度の有酸素運動を週3回、10週間行ってもらった結果、
運動前と比べて、運動後にほとんどの更年期症状が緩和されました。

有酸素運動は、血流の改善や自律神経の安定など
エストロゲンと同じ働きがあるため、
多くの更年期症状緩和に効果がある
ようです。

自転車運動による筋力値の変化

さらに、運動習慣として自転車運動を取り入れた場合の
身体への効果を示しているのがこのグラフです。

スポーツバイク未経験の女性に1日30分以上、週3回の
日常的なサイクリングを行ってもらったところ、
3カ月で下半身の筋力が向上。

筋力の維持・向上は体力の維持・向上や脂肪燃焼にも影響するため、
買い物や通勤など日常的に自転車に乗ることで、
主に下半身の筋力低下が加速する閉経以降の女性はもちろん、
美や健康を求めるあらゆる年代の女性

うれしい効果が得られると考えられます。

「なりたい自分」や「求める健やかさ」は、
長い人生の中で多様に変化します。
女性ホルモンの激減という大きな変化はもちろん、
肉体的な美しさや心の健やかさなど、
あなたがどのような「美しさ」をめざすときも、
自転車はきっと、
頼もしいパートナーとして伴走してくれるはずです。