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2021.02.26 更新

テレワークが増えて、出勤せずに
「自宅で仕事」をする人が増えています。
通勤時間が削減されるというメリットがある一方で、
健康面や仕事のパフォーマンスには悪影響が...。
今回はテレワークによって起こる変化について紹介します。

監修(Data①②):
筑波大学 人間総合科学学術院 久野 譜也 教授
データ提供(Data③): 株式会社イトーキ

Health Interview

1ヶ月間のテレワークが歩数に及ぼす影響(都内A社)

新型コロナウィルス感染予防の外出自粛によって
私たちの活動量がどれほど減ったのかが
わかる参考データがこちらです。
オフィス勤務時とテレワーク期間の歩数を比較すると、
1日あたり平均4000歩、約30%も減少。
中には70%も歩数が減ったという人もいたそうです。

働き方をはじめ、暮らしの「当たり前」が一変したことが、
これほど人の活動を抑制している結果になっています。

新型コロナウイルス対策がもたらす健康二次被害

外出機会が減る、家にこもる時間が増えることによって
どのように健康二次被害につながっていくかが一目瞭然。
運動不足・栄養過多・孤食・社会参加の制限という要因が
心身にひたひたと影響を及ぼし、
生活習慣病の悪化、免疫力の低下、認知機能の低下に
つながっていくのがよくわかります。

この3つの健康二次被害を食い止める共通の対策方法が「運動」。
運動不足が 免疫機能の低下につながっていること、
運動が快適さをもたらすホルモン増加につながっていることは
科学的に立証されており、コロナ禍による運動の必要性
がよく理解できます。

コロナ禍における働き方とパフォーマンス調査

オフィスワーカーを対象にした仕事のパフォーマンス発揮状況を
分布化したこのグラフを見ると、
出勤していた2019年全体のパフォーマンスレベルは「8」が26%程度。
2020年になって在宅ワークを取り入れてからは、
在宅ワーク実施がレベル「5」、
在宅ワーク無しでもレベル「7」が最も多くを占めています。

この結果から、コロナ禍では
通勤していても何らかの影響でパフォーマンスが以前より落ちていること 、
そして在宅ワークを交えることでさらに
パフォーマンスが下がっていること
が見えてきます。

出勤をしない状況が続くと
これほどまでに活動量が減り、仕事のパフォーマンスの低下にも
つながっているようです。
テレワーク中に運動時間をつくり、
気分転換につなげてオンオフともに「下げない」生活を心がけましょう。

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