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2015.01.22 更新

5割前後の人がストレスを抱えていると言われている現代。
あなたも1日に何度か「はぁ」とため息をついていませんか。
気持ちをふさぎがちにしてしまうこのストレス、
主な要因は以下のようになっています。

現代人が抱えるストレスの原因が何かを見ると、
「収入や家計」「仕事や勉強」「職場や学校における人間関係」が
いずれも3割を超えて上位に。
将来に不安がある、仕事が上手くいかない、人間関係で悩んでいる...。
すぐには解消しにくいこのようなストレスとうまく付き合い、
いいコンディションを保つためには日々のストレスコントロールがとても大切です。

そこで、自転車運動が気分にどのように作用するのかを調査した結果をご紹介します。

自転車通勤による、心理状態の変化

片道15km20分程度、週3回以上の自転車通勤を4ヶ月間実施。
(株式会社シマノ調べ)

このグラフは、とある町役場の職員19名にご協力いただき、
自転車通勤を始めて2ヵ月後と4ヵ月後に心理アンケートを行った結果です。
「初めてスポーツバイクに乗る」という方もいらっしゃいましたが、
わずか2ヵ月で全般的に良い状態にあることが見て取れます。
疲労感はダウン、爽快感は維持、仕事の効率が向上、
身体と精神的な変化を感じていたりと、
自転車通勤によってポジティブな状態に推移しています。

自転車通勤による、気分・情動の変化

片道15分、週3回程度の自転車通勤を2ヶ月間実施。
その際、すべての距離を自転車で通勤しなくてもいい(通勤の一部を自転車に変えてもいい)という条件を設定。
気分・情動に関する検査は、2次元気分検査を使用。(株式会社シマノ調べ)

こちらは東京都内に住む10名の会社員を対象に、
毎日4回心理データを収集しながら2ヵ月間自転車通勤を継続した結果です。
特に注目してもらいたいのが、自転車通勤した日の変化。

朝、やる気と落ち着き度は自転車通勤後に大きく上がってイキイキとした状態に、
夜、自転車で帰宅すると特に落ち着き度が高まり、
リラックスした状態になっています。
これは自転車に乗ることによって気持ちの切り替えが
スムーズにできていることの表れであり
自転車で通勤しなかった日の数値と比較すると違いは明らかです。

いかがでしょうか。
道路状況や天候の影響など、かならずしもいつも、誰もが
自転車通勤でいい状態になれるわけではありませんが、
自転車通勤は軽い運動を習慣化できる有効な手段のひとつです。
このモニター調査で多くの人が感じた「なんとなくいい感じ」な気分を、
ぜひあなたも体験してみてください。

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