2016.03.04 更新

筋肉を正しく使って、身体のバランスを整える。
美しく、豊かな人生のための本質的な身体づくり。

閑静な住宅地として名高い東京都広尾のビルの一室にあるTEETER TOTTERさん。
扉を開くと白を基調にしたあたたかみのあるインテリアと笑顔のスタッフが迎えてくださり、ひとり一人のボディケアに丁寧に向き合うその姿勢が多くのお客さまに支持されています。
TEETER TOTTERさんが大切にしている「バランス」そしてボディチューニングを通じた「10年後の投資」にはどんな思いが込められているのでしょうか。
トレーニングの場でもリラクゼーションの場でもないTEETER TOTTERさん独自のライフバランスサポートについてお聞きしました。

profile
profileTEETER TOTTER マネジャー 

長尾 樹(ながお たつき)
東京・広尾で、鍼灸やマッサージ、トレーニングを中心にしたプログラムでコンディショニングサービスを提供。TEETER TOTTERとは英語で「シーソー」を意味していることからもわかるように、運動と休養、体幹など健康づくりにおいて「バランス」が大切であるという考えに基づき、その人に適したコンディショニングメニューをマンツーマンスタイルで実践している。マネジャーの長尾さんは日本体育協会公認アスレティックトレーナーや鍼灸師など多様な資格と実務経験をもつ、筋肉の動きや体幹バランスに特に詳しいプロトレーナー。

肩こりの原因が外反母趾だったケースも。
身体の不調の原因を本質から徹底的に探るという姿勢。

Cyclingood
とても落ち着く雰囲気のお店ですね。
まずはTEETER TOTTERさんが「バランス」を大切にされている理由を教えていただけますか。
長尾さん
どんなことも偏りすぎはいけないと思うんです。
食事の内容、運動と休養など健やかな状態をつくり、維持するためにはライフスタイルとしてのバランスがとても重要です。
そして身体そのもののバランスも、もちろん大切。
背骨が歪んでいたり筋肉が適切に使われていないとさまざまな不調の原因にもなります。
肩こりや腰痛なども体幹バランスのくずれから起こっていることが多いんですよ。
Cyclingood
そうなんですか?肩こりはパソコンの使いすぎや
運動不足が主な原因だと思っていました。
長尾さん
TEETER TOTTERでは、最初に身体のお悩みをお聞きしてバランスチェックを行っています。
片足で立ってもらったり、少し歩いてもらったりしてその人の「クセ」を見ます。
体重が左右足のどちらかに偏っていたり、背中が曲がっていたりと自分では気づきにくい身体のアンバランスな部分を見つけ、さらにケガや手術の経験があるかなど
ヒアリングを細かく行ってその原因を探っていきます。
長らく悩まれていた肩こりの原因が外反母趾によるものだったという方もいらっしゃいましたね。

Cyclingood
肩こりと外反母趾がつながるなんて驚きですね!
現在ここにお越しになっているお客さまはどのような方が多いのですか?
長尾さん
男女を問わず、慢性的な疲労や肩こり、膝の痛み等を抱えている方が多いです。
「病院に行っても湿布を出されるだけで」とうちに来られた方も。
病気ではないけれども調子が悪い、体調がすぐれないというときにどこにいけばいいのか?と悩まれている方って結構多いんですよ。
そのような方に、まず身体の何が不調をもたらしているかを見つけ、その状況にあったケアを行うのが私たちのポリシー。
鍼灸やマッサージ、ストレッチ、筋力トレーニングなどさまざまなメニューをご用意しているのもそのためです。

「運動しなきゃいけないと思わせない」。
大切なのは、運動を自ら楽しく感じる気持ち。

Cyclingood
肩こりならマッサージでほぐせばいいと短期的に考えてしまいがちですが、不調の本質を見抜いて改善してもらえるところはなかなかありそうで無いような気がします。
長尾さん
私たちがケアを行うなかで大事にしているのはストレッチでもマッサージでも、その前後の違いを感じてもらうことです。
身体の変化を感じることで、それを行う必要性を理解してもらえます。
「運動をしましょう」といくら言い続けても、その意味を理解していなければ人って絶対やらないでしょう。
なので「運動しなきゃいけない」と思わせないケアを心がけているんです。
Cyclingood
運動しなきゃいけないと思わせない…。
うーん、やはりそのような指導をしてくれるところは他にあまりなさそうです(笑)

長尾さん
人は楽しくないとやらないし、成果を感じることでやり続けようと思えます。
バランスボールに1日何分間乗ってくださいというよりも、生活の中で乗ることが当たり前になっていくように働きかけていきます。
お掃除するときの立ち方のコツまでお伝えすることもありますね。
不調の原因がどこにあり、それを治すためにはどうすればいいのかをきちんとご説明して「腑に落ちて」もらうことが継続の近道なんです。そうして身体の変化を楽しんでもらえるようにしています。
Cyclingood
ということはそれだけ、ひとり一人にきちんと寄り添ったサポートをされているということですね。
しかし運動習慣のない人が運動をはじめるにはハードルが高そうですが…
長尾さん
運動をすると90歳の方でも筋力が向上すると言われていますが、私の感覚として70代後半になると筋力の向上に時間がかかるという印象を持っています。
適切に筋肉を動かし、筋力をつけるのは、早ければ早い方が良いんです。
私たちのコンセプトである「10年後への投資」というのもそのため。自分への投資として、ボディチューニングをきちんと行っておくといくつになっても加齢に負けない美しさや活動的な生活を得られます。 これは人生にとって、とても意味のあることだと思うのです。

Cyclingood
確かに、病気にならない、健康体をめざすという以前に、
美しさを保ち、楽しい生活を送るために自分の身体を見直すというのはとても重要な気がします。
長尾さん
お客さまの中には、親の介護を経験したことをきっかけに、自分の身体を振り返り、積極的に通ってくださっている方もいらっしゃいます。
女性は長寿ですし、ご自分の人生をより長く楽しむために健康を自分事として捉えていち早く行動に移していただきたいですね。