2024.01.10 更新

Table.30 映美子さんの体力を回復するからだ想いレシピ

ごろごろ野菜の黒ゴマ豆乳スープ

冷たい北風が身体をキュッと縮こませる季節になりました。
陰陽五行の考えでは「冬は蓄え」、いわゆる回復期とされ、
他の季節よりもゆったりと過ごして体力回復を心がけると良いと言われています。
蓄えの時期におすすめなのが、黒い食材。
海苔や黒ごまをはじめ、味噌や醤油などの塩気のあるものが当てはまり、
夏に発散したエネルギーなどを補給して身体の疲れを回復させる、
ホルモンバランスを整えるといった特徴をもっています。
味のしっかり付いた煮物や鍋料理が一層おいしく感じられるのは、身体が求めているサインかもしれません。
黒い食材を意識して栄養分を蓄え、待ち遠しい春に備えましょう。

【材料】

[スープの具材]

  • ◦ごま油大さじ2
  • ◦生姜1〜2片(みじん切り)
  • ◦舞茸1パック
  • ◦鷹の爪1本
  • ◦ごぼう1本(斜めにスライス)
  • ◦大根1/3本(1cm厚さ半月切り)
  • ◦里芋4〜5個(半分に切る)
  • ◦白菜1/3個(ざく切り)
  • ◦水2と1/2カップ
  • ◦自然塩適宜

[豆乳の素]

  • ◦黒ごまペースト大さじ2
  • ◦味噌大さじ1
  • ◦豆乳1カップ
  • ◦醤油小さじ1
【作り方】
  1. ❶ 鍋にごま油、生姜、舞茸、鷹の爪、ごぼうを入れてから火をつける。
  2. ❷ ごぼうや舞茸の香りが立つまで中火で炒める。(生姜が焦げやすいので気をつけて)
  3. ❸ 大根、里芋、白菜を入れ、油を全体にまわす。
  4. ❹ 水を入れてコトコト。吹きこぼれに注意して大根、里芋に竹串がスッと通るまで茹でる。
  5. ❺ 豆乳の素を入れひと煮立ちさせる。
  6. ❻ 塩で味を調え、水溶き片栗粉(分量外)でゆるいとろみをつける。
  7. ❼ ゆずの皮(分量外)をのせて出来上がり。

フードセラピスト石光 映美子

東洋医学陰陽五行を軸に、空間と食・大切な人に贈る食を提供するフードセラピストとして活動。株式会社シマノが運営する「Life Creation Space OVE」のcafeでメニュー開発や食事の提供を行うかたわら、「earthday いのちの森」明治神宮の食プロデュースを行うなど、さまざまな方面で活躍中。

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